Oct 10, 2018

無濾過で無添加!国産の微発泡白ワイン

先日、東北を旅したときに、
酒屋さんが、数本の白ワインを薦めてくれた。

なかでも、心をぐっと掴まれたのは、
無濾過で無添加の山形県産の微発泡白ワインだった。

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山形県産の完熟デラウェア種を100%使用し、
発酵中に瓶詰したあと、瓶内でさらに発酵させることで炭酸ガスが発生。
微発泡のワインができあがる。

亜硫酸塩(酸化防止剤)を加えずに、
さらには濾過も行わないので、
少しにごりがあるけれど、ぶどうのいきいきとした香りや味が感じられて、
とても新鮮な味わいに感じられた。

酒屋さんは、
“ 2017年は軽めの味わいだから、ちょっと物足りないと思うかもしれないけど、
ぜひ一度は試してもらいたいワイン ”
とおっしゃっていたのだが、ふむふむ確かに。頷いてしまった。

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このワインの興味深いところは、
栓が王冠になっていることである。
瓶内のガス圧が高く、コルクでは抜けてしまう恐れがあるため、
王冠にしているのだとか。

“ 開けるときは、王冠を手でおさえて、
ガスを少しずつぬきながら開けるのがコツ。
お客さんで、いきなり開けたかたがいらしたのですけど、
王冠が天井に当たって、泡が噴き出したかたがいらっしゃいましたよ ”
とは、このワインを薦めてくれた酒屋さんの弁。

その言葉が脳裏に焼きついていたので、
ワインを保存するとき、開けるときには、どきどき…
こんなスリリングなところも、話題になって面白いかも、
と思うワインだった。

この無濾過で無添加の微発泡白ワインは、
今月の和食レッスンでお出ししますので、お楽しみに~!

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