卵白を加えずに作る、ギモーヴ（マシュマロ）

つい先日のレッスンのときに、ギモーヴをいただいた。
ギモーヴは、フランス語でマシュマロのこと。

マシュマロというと、卵白を泡立てたメレンゲを使うものだと思っていたのだが、
これは、卵白を加えずにゼラチンで作り、
果物のピューレをたっぷりと使っているのだとか。
なんでも、最近ではこのタイプが増えているのですって。

ギモーヴを口に入れると、舌のうえですっと溶けていく。
マシュマロであって、マシュマロではないような、軽い不思議な食感。

写真は、いちごとパッションフルーツ。
果汁のおいしさを生かしつつ、口どけのよい食感に仕上げるには、
大変な労力を要するのですって。

料理、とくにお菓子作りは科学。
あらためて、そう感じた瞬間だった。