鮭の白子の甘露煮

秋の味覚のひとつ、鮭。
いま、スーパーでよく見かけますよね。

鮭のメスの卵巣のなかにはいったものが筋子で
イクラの原料になるものとしてよく知られている。
オスの精巣といえば、白子。

こちらは、以前はそれほど見かけなかったものの、
いまでは、時期になるとスーパーでよく見かけるようになった。
なんでも、昔は捨てられていたようなのだが、
いまではその栄養価が見直され、需要が高まっているのだとか。

鮭の白子は、良心的な価格で手に入るのが
なんといっても嬉しい。

そんな鮭の白子をソテーにしたり、
唐揚げにしたりするのだが、
つい先日は、定番の煮物にした。
今回は、こっくりと甘露煮に。

鮭の白子は、少しくさみがあるので
塩でもみ、湯引きをしたら血合いをしっかり取りのぞき、
酒につけるなどの処理をすると、おいしくいただける。

鮭の白子の煮物は、新米に合う旬のおかず。
ここ何年も、毎年欠かせない。