Mar 13, 2020

胃に優しい料理たち

実は、ここ2ヵ月間くらい胃の調子がいまひとつで、
医者から食事制限を受けていた。
つい最近、治って食事制限が解除されたのだが、
意外にも、制限される食べものが多くて驚いた。

・アルコール
・緑茶、コーヒーなどのカフェインがはいった飲みもの
・漬物や酢の物、サラダなど塩辛すぎるものや酸味のあるもの
・香辛料の他、にんにく、にら、しょうが、みょうが、ねぎなどの香味野菜
・イカやタコ、えび
・ごぼうや海藻類、きのこなどの繊維の多いもの
・揚げ物や脂身の多いお肉、中華麺、
・アイスなどの冷たいもの、熱すぎるもの…

これらは、控えたほうがよいもの。
これを知ったときには、
“ ありゃ、食べるものがナイ、、、”
ちょいと落胆したのだけれど、
人は、負の要素が降りかかったとき、
知恵をしぼってなんとか乗り越えるもの。
そして、そこから生まれるものがある。
世界四大文明が花開いたように。

今回、食事制限を続けてみたら、
あれやこれやと考えて料理を作ることが楽しくなり、
料理のバリエーションも増えていった。

胃が弱ったときに食べるものをお探しのときに、
少しでもお役に立てれば…と思い、
ワタシが作っていたものの一部ではありますが、
ご紹介したいと思います。
(おかゆやうどん、寄せ鍋などは定番ですので、
 それ以外のもので。)

ただ、胃が弱ったときに、
と言いましても、症状がさまざまだと思いますので、
ご参考までにどうぞ。

◆ふわふわ鶏肉団子とほうれん草のみぞれ煮←色文字をクリックすると詳細が見られます
大根おろしを加熱して辛みをぬき、とろみをつけるのがポイント。

◆牡蠣のクリームシチュー&焼き鳥
胃の調子が悪いときでも、
症状によっては、栄養を十分に補充する必要があります。
栄養バランスを考えると、タンパク質もやっぱり必要。
この時期、栄養価に優れた牡蠣はとても重宝しました。
鍋にしたり、とろみをつけて煮たり。

胃の調子が大分よくなってきたら、
牛乳と合わせてシチューにしたり、ソテーしたり。

あとは、
脂身の少ない鶏むね肉(皮なし)やささみ、
レバーもよく摂っていた食材。
焼き鳥にしたりして。

◆生ゆばと人参の和えもの
油揚げ、厚揚げ、がんもどきなどは避けていたのですが、
豆腐、生ゆばは、困ったときのたんぱく源として、冷蔵庫に鎮座。
よく食卓に上りました。

◆茶わん蒸し
生卵や卵焼きは消化が悪いものの、
半熟たまごや蒸したものは〇
卵は、よく朝食で飲むおみそ汁にポトンと落として
半熟状にして食べていました。
久しぶりにこんなふうにして卵を食べたのだけど、
“ そういえば、小さい頃によく「落とし卵のおみそ汁」を食べていたなぁ… ”
と、懐かしさがこみ上げてきて、心がぽっと温まりました。
それ以来、いまでもわが家の朝食のおみそ汁には
落とし卵が登場します(笑)

◆長芋のレンジ蒸し
長芋やじゃがいも、里芋、かぼちゃも定番食材。
中でも、長芋は日持ちがするので、いつも冷蔵庫に。
すろおろしたり、叩いたり、焼いたりと。

◆鶏むね肉と白菜のみぞれ煮
鶏むね肉(皮をとったもの)は、消化によいたんぱく源の代表格。
とろみをつけたり、スープや鍋料理にして食べることが多かったけれど、
胃の調子がよくなってきたら、ソテーして食べていました。

たんぱく源でいうと、
上記以外では、タラや鮭などの白身魚、納豆、ヨーグルト
を摂ることが多かったかな。

野菜はといえば、
柔らかく加熱するのが前提なのだけど、
キャベツやほうれん草、人参、ブロッコリー、カブなどを。
胃の調子がある程度良くなったら、
溶けるチーズを使って、食事に変化をつけていましたね。
これは、結構効果的でした。
味に変化がつけられますし、気分も変わるから!

…あっ、思いつくまま書いていたら、
長くなってしまった、、、

最後に。
胃が弱ったときは、

・胃が働く時間を短くするように、消化のよい料理を
・刺激物などを避け、胃への負担が少ない料理を
・よく噛んで食べ、食べる量を減らすこと

これらに気をつけるといいですよ。
そして、食事は楽しく!
ご参考までに。

胃に優しい料理、と検索ワードを入れて
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一日も早く胃の調子が良くなりますように…!!
心よりお祈りしております。

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