日常の夕飯　～秋刀魚のかば焼き＆食用菊など～

ここ数年、秋になると、菊が気になる。
お花屋さんに並ぶ菊もだけれど、
食用菊は、特に目に留まるようになった。

幼少の頃は、食用菊を食べる習慣がなかったので、
食べられる菊というと、お刺身に添えられている小さな黄色い菊、
を思い浮かべる程度だった。

しかし、和食屋さんで口にしたり、
東北出身のかたから菊を食べる習慣があることを聞いたり、
スーパーでも見かけるようになった頃、
なにか、急に食用菊の存在を意識するようになり、
いつのころからか、食用菊がわが家の食卓に上るようになった。
（日常の夕飯　～菊の花とほうれん草のおひたしなど～）

食用菊の旬は、秋。
今月のレッスンでは、
春菊と合わせて、サラダにしている。
春菊と菊。
同じ科に属していることもあるのか、
味がよく合うんですよ。
合わせると、色合いもキレイですしね。

サラダに食用菊をのせるだけで、
食卓がぱっと華やぐので、ときにはこんなサラダもいいものですよ。
お刺身に添えられる菊も、生で食べられるので、
ちぎってサラダにのせるのも、おすすめ。
昨晩は、玉ねぎをスライスしたものに食用菊をちらしてみた。

昨晩の夕飯は、

秋刀魚のかば焼き
スライス玉ねぎのサラダ
ほうれん草と人参のごま和え
たたききゅうりとねぎの中華和え
白菜と油揚げの味噌汁
五穀ご飯

食用菊のおかげで、
地味～な食卓が、少し華やいだような（？）
秋刀魚と菊。
昨夜は、秋の味覚を楽しんだ。

食用菊をわざわざ買うのもねぇ～。
と思ったかたは、お刺身に小菊がついてきたら、
花びらをむしって、サラダ（葉野菜や大根のせんぎりなど）にのせてみて。
これだけでも、いつもの食卓がちょっと変わりますよ。