Apr 4, 2018

葉と根も食べられる、はねにんにく

佐賀県産の「はねにんにく」をいただいた。

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実は、はねにんにくという名を初めて耳にし、目にしたワタシ。
もじゃもじゃとした根、青々とした辛そうな葉がひょっこり。
はねにんにくとやらを目にしたとき、一瞬、ぎょっとした。

は(葉)ね(根)にんにくとは、
なんでも、発根発芽した状態で収穫したにんにくのことをいうのだそうだ。
軽石と沖縄サンゴを混ぜたなかで、一粒ずつ植えて育てているため、
根ごと食べられるのだという。

葉がでているのだから、さぞや胃にきゅぅっとくるような辛みがあるのだろう…
と、少し身構えながら、オリーブオイルをちょろりと垂らし、ホイル焼きにしてみた。

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ホイルを開けると、まず、ふわりと甘みのある香りが鼻腔をくすぐった。
口にすれば、驚くほどに甘い!
それでいて、ねっとりとしていて、みずみずしい。

聞けば、
水を最小限におさえ、ストレスをかけて育てることにより、
甘みが増すのだという。

甘さにも驚いたのだが、なによりも、しゃきしゃきとした根の食感が印象的だった。
これにはやられた!という感じ。いやはや、クセになる食感。
そして、葉がなんと甘いこと。
にんにく特有の香りが強すぎないところも、いいね。

はねにんにく、こりゃ実に興味深い食材だ。

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はねにんにくを使ったオリーブオイルも食してみた。
唐辛子いりのピリリと刺激的なオリーブオイルに、
甘みを含んだにんにくの香りが閉じ込められている。

蒸し煮にした野菜と茹でタコにかけてみたら、相性抜群!
生野菜にかけるよりも、断然蒸し(茹で)野菜が合うように思う。
それに、タコやえびにも!

こちらも、はねにんにく同様、にんにくの香りが穏やか。
いろいろなものにかけてみたが、
意外なところでは、塩昆布との相性がバッチリだった。

このオイルはいろいろな料理に合いそうだな…
よし、これからもいろいろと試してみようっと。

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