南天の花

南天の花が咲いた。

南天は、お正月に使う赤い実のなる木。
わが家では、
お茶菓子を出すときに添えたり、
料理に添えたりと、
とにかく日常で大活躍するので、
数年前に鉢植えで育てることにした。

南天は、手入れがほぼいらないので、
育てるのに簡単。
だから、ずっと放っておいてしまったのだが、
気づいたら、根詰まりが…

今年の4月、大きな鉢に植え替えをしたら、
今年初めて花が咲いた。

葉は、ぐっと渋めなのに対し、
花は、よく見ると先端にもうひとつ黄色い花がついているような形で、
可愛らしい。

南天は、難を転ず→難転として
魔除けや火災よけの効果がある植物とされ、
江戸時代には玄関先によく植えられていたとか。
葉には、防腐作用や殺菌作用があるのですって。

さて、花が咲いたということは、
あの赤い実を結ぶのかしら。
12月？頃が楽しみだ。