Nov 14, 2017

急須の金継ぎ

ガツンっ!!

…ぎゃっ。

やってしまった。
大切にしていた急須を、
キッチンの水道の蛇口に思い切りぶつけてしまい、
急須が欠けてしまった。
いつかやるとは思っていたけれど、
購入してからさほど経っていない、こんなにも早い時期にやってしまうとは…

欠けた部分はこなごな。
しかも、範囲が広い。
これは、そのまま使い続けられないレベルよねぇ…

一瞬、途方に暮れた。

しかし、へこんでいても始まらない。
さて、どうしようか。
考えた末、急須を作陶した白岩さんに相談してみることにした。
すると、金継ぎで直してくれるかたを紹介してくださり、
お願いすることに。

待つこと1週間。
急須が戻ってきた!

PB131883

わっ、素敵な仕上がり!

実は、正直に話してしまうとね、
個人的に、金のような煌びやかなものがあまり好みではないので、
金継ぎってどうも抵抗があったんです。
だから今回は、銀とか赤銅で継いでくださるかたを探していたの。
でも、白岩さんの紹介ということで、今回は、えい!と試してみることに。

結果、お願いしてよかった。
何かで継ぐ場合には、器の色味との相性も考えるべきなのね。

生まれ変わった急須をじっと眺め、
ますます急須に愛着が湧いたのだった。

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