Jul 6, 2017

杏(あんず)の手仕事2.杏のジャム

杏のシロップ漬け(コンポート) に続いて、
杏のジャムを。

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杏は、シロップ漬けのときと同じように、半分に割って種をとる。
種も同じように割って、杏仁をとっておく。

果肉をホーローまたはステンレスの鍋に入れ、
果肉に対して60~70%の砂糖をまぶしてしばらく置く。

火にかけ、アクを丁寧にとり、好みの粘度になるまで火にかける。
火を止める直前に杏仁を入れ、火を止める。
殺菌消毒した瓶に詰めたら、できあがり。

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長期保存したいときは、
鍋に瓶を入れ、瓶の高さの8分目くらいまでお湯を注ぐ。
蓋をゆるくしめて火にかける。
20分くらいしたら鍋から出し、蓋をしっかり締めたら完成。

実はね、今年は昨年とは仕上がりの色が全然違うんですよ。
ちなみに、昨年はこんな感じ↓

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ね、違うでしょ。
砂糖をきび砂糖とか甜菜糖などに変えた、というわけではなくてですね…
… 実は、ちょっと底を焦がしてしまったんです!
(いろんなことをあれこれとやりながら火にかけていたら…
 って、これは言い訳ですね、失礼…!)
焦がしたとわかったらすぐさま鍋を変え、煮詰めていったら、このような色合いに。

あちゃー、今年は失敗かしら… とちょっとしょんぼりしながら作り続けていたのだけど、
出来上がったものを舐めてみたら…

えっ?!、これは…!!
そう、これが美味しいんですよ。
まあ、見た目は悪いですけどね。
カラメルの風味が広がっていて、コクがあるの、味に。
こんな杏のジャムもありなのでは?!とわかったのが、今年の収穫といえば収穫。

来年はどんな杏ジャムになるのか!いや、するのか!?
毎年、少しずつ味を変えてみるのもいいかもね。

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