世界のごはん（メキシコ）：チレ・エン・ノガタ

メキシコを旅したときに
度肝を抜かれた料理がいくつかあったのだが、
その筆頭に「チレ・エン・ノガタ」が挙げられる。

見た目のインパクトに加え、
食材の組み合わせにも驚愕。

チレ・エン・ノガタを口にして、
メキシコ料理の奥深さを
まざまざと思い知らされたことを思い出す。

チレ・エン・ノガタは、
チレ・ポブラノと呼ばれる大きな緑色の唐辛子のなかに
お肉や野菜を炒めたものがぎっしりと詰められ、
ナッツクリームがたっぷりとかかった料理。
ザクロがアクセントになっている。

お店によって味はさまざまのようだが、
唐辛子のなかにはレーズンやりんご、バナナといった果物に
シナモンなどのスパイスがはいっていて
とても複雑な味わい。

日本ではなかなか食べられない料理だと思いますので、
メキシコで見かけたときにはぜひトライしてみてくださいね。
ただ、好みが分かれる味かな…と思います。