Sep 1, 2020

日常の夕飯 ~冬瓜とみょうがの酢の物など~

今日は、暑さが和らぎ、
いくぶん過ごしやすかった。
今日は、朝からお茶のお稽古に。
夏物のお着物にしようか迷ったのだけど、
単衣の着物で帯を軽めの素材にし、お稽古場に向かった。

先月はお休みしてしまったこともあり、
先生のご厚意で、
今日は盛夏のお稽古をしていただけることになった。

盛夏のお稽古は、
普段、茶巾(お茶碗を拭くための布)を水で濡らしたら
しっかりと絞ってお点前をするところを、
水を完全に絞らず、絞るとまだ水が落ちる状態にしておき、
お点前の途中で茶巾をぎゅっと絞り、
静かな茶室に水音を響かせる。
そして、客に凉を感じていただくという演出。
雫の滴る音が響くと、
心のなかに涼風が駆けぬけていくのがわかる。

また、茶巾を絞る時間を作ることにより、
お茶碗を冷まし、
真夏のお茶を飲みやすく、
かつ美味しく感じていただくようにする意味合いもある。
なんと、心のこもったおもてなしだろう。

器も、ガラスなどの涼やかなものをとりいれ、
暑いときでも、茶道は
風情が感じられる工夫が至るところになされている。
本当に季節を感じるもので溢れているなぁ…
盛夏のお稽古をすると、毎年心底から感心してしまう。

今日のお点前は、反省することばかりだった。
お稽古中は写真を撮ることも、
メモをとることも禁じられているので
先生から学んだことを
すべて頭に刻みこんでおかなければならない。
月に一度だけのお点前もたくさんあるから、
1年ぶりというお点前もある。
今日のお稽古をきちんと記憶しておき、
来年こそは、滞りなくお点前ができるようにしたいなぁ。

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昨晩の夕飯は、

冬瓜とみょうがの酢の物
生筋子の醤油漬け
牛すじ煮込み(前日の残りもの)
卵とニラの炒めもの(前日の残りもの)
茹でたとうもろこし
もち麦ごはん
具沢山味噌汁

昨晩は、わが家でも凉を感じるひと皿を用意した。
冬瓜とみょうがの酢の物だ。

冬瓜は、火照った体を冷まし、
喉の渇きも癒してくれる夏野菜。
噛みしめると、じんわり。
水分が口のなかに広がって、凉を感じる。

冬瓜は、汁物にすることもあるけれど、
わが家では、酢の物としても大活躍。
昨晩は、きゅうりとみょうがを合わせてみた。
冬瓜を薄切りにし、塩もみする。
水けを絞って、甘酢で和えたらできあがり。

昨年?一昨年?だったかしら。
梅肉を加えた冬瓜の酢の物をレッスンでお教えしましたので、
気になったかたは、レシピをひっぱりだして
ぜひ作ってみてくださいね。

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