May 14, 2020

甘くてジューシーな柑橘類の一種、セミノールのゼリー

温州みかんよりも、大きめ。
みかんよりも皮が艶やかで、
深い橙色。

先日、そんなセミノールという柑橘類をいただいた。
(セミノールそのものの写真を撮り忘れてしまった…)

みかんのように食べればよいのかと、
手で皮をむきはじめたら、
外側の皮が薄く、実もはがれにくいので、
むいているうちに、手が果汁でいっぱいに。
実も崩れてしまって大変なことになってしまった。

あらら…
と落胆したものの、
果汁の多さと、
酸味と甘みのバランスのよさには舌を巻いた。

そうか、ならば、
グレープフルーツのように半分に切ってスプーンで食べたり、
オレンジのように、包丁で切って食べればよいのか!

そう思い、家族に伝えると、
面倒だという。むむむ。
どうも、初めてセミノールを食べたときに、
手が果汁まみれになり、
実も、見るも無残に崩れてしまった印象が強すぎて
拒否反応を起こしてしまったようだ。

こりゃいかん。
おいしい柑橘類なのだから、印象が悪いままではいかん。
と、残りをすべて(3個を)ゼリーにすることにした。

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セミノールの皮を包丁で切り、
果肉を切り取る。
切り取った残りには果肉がついているので、
手でぎゅっと握り、果汁を絞る。

耐熱容器に果汁(250㏄くらい)、粉ゼラチン(2g)をいれ、
ラップをせずに500Wのレンジで1分ほど加熱。
砂糖(大さじ1と1/2くらい)を入れてかき混ぜ、
ゼラチンと砂糖をしっかり溶かす。
切りとった果肉を入れ、粗熱をとる。
冷蔵庫に入れて冷やし固めたら出来上がり。

水は一切いれずに、果汁のみで作ってみた。
あらためて、果汁の多さに驚く。

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冷凍庫にいれて急いで冷やし固めたので、
あっというまに完成。
ゼリーをスプーンで崩して、器に。

好みとしては、
ゼラチンの量を減らして、
もう少しやわらかい食感に仕上げたかったけれど、
また今度。

セミノールは、
ダンカングレープフルーツとダンシータンゼリンという
2種類の柑橘を交配させて誕生した、
アメリカ生まれの柑橘類らしい。

ダンカングレープフルーツとダンシータンゼリン。
なにやら舌を噛みそうな名前だな。
初めて聞いた。

ワタシは静岡産をいただいたのだけど、
日本ではいくつかの場所で栽培されていて、
4月~5月が旬とのこと。

つるんと喉ごしのよいデザートが
美味しく感じられる季節になりましたね。
ゼリーは、電子レンジで作ると、
洗いモノも簡単でおすすめですよ!

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