日常の夕飯 ~タコとオリーブのピリ辛トマトペンネなど~
数か月前、息子から、
「この本、面白いよ。お母さんも読んでみて!」
と言われ、読み始めた上橋菜穂子さんの “ 精霊の守り人 ”
ファンタジーものはあまり興味がないんだけどなぁ…
と内心思いながら、ページをめくりはじめると、
めくる手が速まる速まる。
さすがは、オーストラリアの先住民アボリジニ
について研究されている、文化人類学者が描く物語。
一気に読んでしまった。
(いまさらながら…
読みはじめたのだけど、上橋菜穂子さんは著名な作家さんなのですね。)
この本は続きものになっていて、10冊少しあるのだけど、
図書館に借りにいっては、夜に読みふけり、
10冊少し、一気に読破。
ここまでくると、上野さんの他の本も気になり、
鹿の王、獣の奏者、孤笛のかなたなども、
これまた一気に読破。
読後感は、“ あぁ、終わってしまった…”
息子もすべての本を読んでいるので、
(実は、息子が通う小学校の担任が上橋さんの本が好きで、
全巻教室に置いてあるとのこと)、
最近食事のときは、上橋菜穂子さんの本の話題がもっぱら中心に。
そこから会話が広がり、
最近では、夕飯時間が長くなる長くなる…(笑)
でも、楽しい時間。
先日、息子から、
「 最近、上橋菜穂子さんの “ 鹿の王 ” の続編が出たらしいよ 」
と聞き、早速図書館に行って借りようとしたら、
なんと、予約が40人越え、、、
甘かった。
1年以上待つよね。きっと。
でも、まっ、気長に待つことにしようかと。
昨晩の夕飯は、
タコとオリーブのピリ辛トマトペンネ
白菜と菊花の甘酢和え
小さなエビフライ
塩茹でブロッコリー
人参とアーモンドのサラダ
豆腐とわかめの味噌汁(朝ごはんの残りもの)
ペンネには、冷蔵庫に余っていたタコとオリーブ、ケッパーのほか、
隠し味に、パプリカパウダーも入れた。
さまざまな味が絡み合って、トマトソースの深みが増し、
食べ応えが満点に。
白菜を塩もみして、茹でた菊の花と和え、
リンゴ酢ときび砂糖をほんの少し加えた、白菜と菊の花の甘酢和えは、
さっぱりと食べられて、トマトペンネの箸休めに。
人参を塩もみして、アーモンドなどと和えたサラダも
トマトペンネにぴったり。
こういう野菜の副菜は、わが家では欠かせない。
派手な、見映えがする1品でなくていい。
毎日の食卓には、こういう素朴で、食べ飽きないものが、いい。
…といいつつ、
素朴だけど、ちょっぴり
ひと味アクセントを加えるのが、わが家流。