Mar 25, 2019

日常の夕飯 ~せせりの唐揚げなど~

春うらら。
東京でも桜が開花し、この言葉がふさわしい時期になった。

わが家のベランダに出ると、桜が眺められ、
家のまわりを歩けば、いたるところに桜の木が植えられているので、
この時期は、桜天国。

桜が咲くと、1本だけでも見応えがあるのに、
桜並木が連なっていると、なおのこと。
桜の花は、どこかはかなげな色をしていて、可憐。
奥ゆかしい雰囲気もあって、
つい見上げて、しばし眺めてしまう。
不思議な魅力がありますね。桜って。

今月のレッスンでは、
ウェルカムドリンクとして桜のお茶を、
試食のお菓子には、桜餅をお出ししています。
日本文化のさまざまな分野において、
古くから、桜はたびたび取り上げられてきたけれど、
食にも広がっているのですよね。桜が。
芸術だけにとどまらない桜を愛でる文化、
しみじみと楽しみたいものですね。

DSC_0196

昨晩の夕飯は(まったく桜を楽しんでいないのだけど…;)、

せせりの唐揚げ
ブロッコリーの塩茹で
きんぴらごぼう 
ツナのコールスローサラダ
わかめと卵のスープ
もち黒米ご飯

急に食べたくなったので、昨夜はきんぴらごぼうを作った。
わが家のきんぴらごぼうは、ごぼうが太め。
細いささがきにすると、調理に時間がかかるということもあるけれど、
食べたときに歯ごたえのあるものが好みなので、
ごぼうは太めに切っている。

で、出来上がる直前は、たいていゴマをふるのだけど、
昨日は、冷凍庫に眠っていたけしの実をまぶしてみた。

味、風味はバッチリ。
しかし、だ。
歯の間にけしの実がはさまって、味を楽しむどころか、
気になって、なんとも気になって、仕方がない。
ムスコは、うん、美味しい!と言いながら、
歯のあいだなど、全ーく気にせずに食べている。
むむむ…
羨ましいかぎり、と横目で見ながら、思わず唸ってしまった。
年には勝てぬ。
こればっかりは、うまくつきあっていくしかないのよね、
とは思うのだけど、なんとかならないものか。
まっ、爪楊枝さまさまがあるから、
上手に活用していくしかないか(あきらめ)。

けしの実、これはそうそうなくならないだろうな…

Comment





Comment