不思議な野菜、そうめんかぼちゃ

そうめんかぼちゃって知っていますか。

“ 金糸瓜 ” と呼ばれるウリ科の野菜なのだが、
名は体を表す、とはよく言ったもので、
輪切りにして中の種をとり、
15分くらい茹でたあと、水にとってほぐすと、
あーら、不思議。

みるみるうちに、金色（黄色）の果肉が糸（そうめん）のように
ほぐれていく。
しゃきしゃきとした食感とさっぱりとした味わいは
初夏にぴったり。

わが家では、茹でたそうめんかぼちゃをきゅうりと酢の物にしたり、
ごま油でさっと炒めて、きんぴらにすることが多いのだが、
一時期流行った、ベジヌードルとして、
ホワイト系やカルボナーラなどのパスタ仕立てにしてもいいかもしれない。

しかし、茹でるだけで、
細く切られたような形状になるとは…
う～ん、なんとも不思議な野菜である。