Apr 20, 2017

春の味覚1:筍(たけのこ)の茹で方、あく抜きの方法

静岡の実家から、春の味覚が届いた。
採れたばかりの筍(孟宗竹:“もうそうちく”という種類の筍)と蕨(わらび)。

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筍の皮を1枚むくと、甘い香りがふんわりと広がった。
う~ん、これぞ春の香り!
心のなかでうなり、これでやっと春が来たのだと心が躍った。

筍は採れたてならば、生で食べられるけれど、
時間が経つごとにえぐみが出てくるので、あく抜きが必要になる。

蕨は生では食べられない山菜だから、これまたあく抜きが必要だ。

ということで、筍と蕨のあく抜きの方法を紹介しますね。(蕨のあく抜きの方法はコチラを!)
まずは、

【筍の茹で方、あく抜きの方法】
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外側についている皮を2~3枚むく。底の部分が汚れていたら少し切り落とす。
ぶつぶつとした赤または黒い部分もそぎ落とす。

あくをぬきやすくするため、また火の通りをよくするために
筍の先端を斜めに切り、
切った部分に対して、さらに垂直に切れ目を入れる。

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大きめの鍋に筍を入れ、筍1本につきひとにぎりの生ぬか、赤唐辛子1本を入れる。
(※生ぬかがないときは、筍1本に対して生米大さじ2くらいと米のとぎ汁で代用できますよ。)

たっぷりの水を入れ、落し蓋をして強火で煮る。
沸騰したら、“ すぐに ” 弱火にする。(←これ、大事!)
(※沸騰してしばらくすると、ものすごい勢いで吹き、
 コンロのまわりが大変なことになるので 気をつけてくださいね。
 掃除がとにかく大変なんですよ… 経験者は語る。)

1~1時間半くらい煮る。
筍の太い部分に竹串をさし、すっと竹串が通ったら火を止める。
そのままお湯が冷めるまで置く。
(ワタシは、夕飯の支度をするときに火にかけて、しばらく煮てから火を止め
 ひと晩そのまま置いておくことがほとんど。このパターンはラクですよ。)

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ひと晩置いた状態のもの。

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筍を取り出して皮をむき、水でぬかを洗い流す。
筍が浸るくらいの水を入れ、冷蔵庫で保存する。
毎日水をかえると、1週間くらいは日持ちしますよ。

そうそう、むいた皮の柔らかい部分は“ 姫皮 ”と呼ばれるのですが、
この部分はお味噌汁に入れたり、和え物にすると美味しいですよ。
お試しあれ。

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