Apr 8, 2022

陰影のある深さと木のぬくもりが感じられる、鎌倉彫

帰省すると、必ずといっていいほど訪れるのが
実家近くに住む、伯母の家。
その伯母が、長らく押入れの奥にしまっておいた
伯母の作品、鎌倉彫を棚に飾ったというので見にいった。

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伯母の家には、普段鎌倉彫がいたるところにあるので
見慣れていたはずなのに、初めて目にする品には
目を奪われた。

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なかでも、文庫(文庫箱)や

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重箱、

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お弁当箱、

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漆の色合いが異なるお茶セットやお盆は、特に。

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いままで鎌倉彫を愛用して、
その丈夫さや深みのある漆の質感の素晴らしさ、
経年変化を楽しんでいたけれど
作り手からその品ができるまでの過程や
物語を聞くのは、胸が躍る。

伝統的工芸品である鎌倉彫は、
手にすると、触れた部分がすいつくような
丸みのある温もりが感じられることを
身をもって感じた。

鎌倉彫を長く使っていきたい。

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