読売新聞の連載：世界の料理レシピ⑬

讀賣新聞の連載がついに最終回となりました。
最後の第13回目を飾る料理は、
ワタシのスペシャリテ、
とのテーマがありましたので、
トルコのキョフテ（肉団子）を紹介しました。

トルコ料理は、ワタシのなかで
どうしてこんなにも惹かれるのだろう…
と不思議に思うくらい、身体にすっと馴染む大好きな料理。

なかでも、トルコで出合ったキョフテ専門店の
キョフテ（羊肉の団子）のおいしさは、
深く脳裏に焼きついています。

きっと羊肉の質がよいのでしょう。
とてもシンプルな味つけなのに、唸る味わい。
そんな味を日本でも楽しみたくて
試行錯誤して作ってみたけれど
いまだ辿りつけず。

日本のトルコ料理店にはもう何十軒も訪れているけれど、
その度に、必ずといっていいほどキョフテを頼み、味わった結果、
いまでは様々なお店の好きな部分を自分なりにアレンジし
まったく違った味わいで自分好みのキョフテを楽しむようになりました。

今回ご紹介したのが、そのレシピ。
頻繁に作るわが家の定番料理です。

この1年間、世界の料理を紹介するのはとても楽しく
あっというまに13回が終わっていた、
という感じでした。
毎回、撮影がとにかく楽しく
会話も弾んで、饒舌になっている自分に驚いたほど。
まだまだ紹介したい料理はたくさんあったのですが、
とてもよい経験をさせていただきました。

1年間、本当にありがとうございました！