Sep 1, 2017

富山の郷土料理

富山の白エビバイ貝のほかにも、
富山にはおいしいものがたくさん!
短い滞在期間だったけれど、印象に残った富山の料理をご紹介しますね!

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まずは、のどぐろ。
のどぐろはアカムツのことなのだが、北陸や山陰で獲れたアカムツだけが
のどぐろと呼ばれている。
いわゆる、産地ならではの呼称ですね。

のどぐろというと、高級魚というイメージが強い。
それはなぜ?かというと、漁獲量が少なくて、別名「白いトロ」と呼ばれるほど
身に脂がのっているから。
ワタシ自身、マグロのトロにはさほど惹かれないのだが、
こののどぐろは、また食べたい!そう思わせる魚だ。

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富山の朝食でいただいた干物も、印象的だった。
まずは、幻魚(ゲンゲ)の干物。
買って帰ろうと思ったほど美味。でも、結局買えず…残念無念。

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ニギスの干物とホタルイカの干物。
ニギスは淡泊な味わいかと思いきや、濃厚な旨みがある。
ホタルイカは、日本酒とともに、ちびりちびりといきたくなる味わい。
ホタルイカの干物は、どう考えても、朝食向きというよりはおつまみ向きだ。

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サス(黒カジキ)の昆布〆と昆布の蒸しかまぼこ。
富山は、昆布やおぼろ昆布など、海藻を上手く使った料理が多かったように思う。

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べっこう。
これも海藻を使った料理。
べっこうは、煮溶かした寒天に調味料をいれ、溶き卵を入れて冷蔵庫で固めた郷土料理。
県内でも呼び名はさまざまなようだが、
かつては冠婚葬祭などには欠かせない料理だったのですって。
夏でもするりと胃におさまって、朝ごはんには最適。

また、富山を旅して目に焼きついたのは、田園風景。
そう、富山は米の生産が盛んな地。
今回紹介した美味しいおかずとともに、炊き立てのごはんがなんとおいしかったことか!

朝ごはんに大満足した、富山の旅だった。

あっそうそう、富山は「ます寿司」が有名なのだが、
ぶり寿司が意外にもおいしかったので、最後に。

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ブリのうえに蕪と人参がのった押し寿司。
昆布の深い旨みが広がる、まろやかな味わい。
洗練された大人の押し寿司といった印象で、思わず唸ってしまった逸品だ。

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