Aug 30, 2024

世界のごはん(ネパール):ダルバート

ネパールの食で欠かせないのが
「ダルバート」だ。

ダルバートは、ネパールで毎日食べられている料理。
日本でいう、
白飯、お味噌汁、漬物、おかずがセットになった定食のようなものだ。

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“ダル” は豆のスープ、
”バート” は白米のこと。
白米と豆のスープがあれば、ダルバートと呼ばれる。

これに、漬物のアチャール、タルカリと呼ばれる野菜のおかずがつくことが多い。
バートにダルをかけ、
アチャールやタルカリを手で混ぜながら食べるのが一般的だ。

この手で食べるというのがポイントで、
料理の温度や野菜のぬめりなどを感じながら
口に運ぶと、
料理のおいしさが倍増するのだ。

ダルバートは、
一見南インドで食されている「ミールス」と
似ているが、味わいはまったく違う。

ダルバートは、ミールスよりも穏やかな味といえるかな。
辛味のベクトルが違うように思う。

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