Jun 16, 2023

季節の手仕事 ~山椒の実の下処理、塩漬け、醤油漬け~

山椒は小粒でもピリリと辛い。

ムスコが小さい頃、
よく先回りをしてワタシのお手伝いをしてくれたのだが、
その頃、どこで覚えてきたのか、
“ 山椒は小粒でもピリリと辛いんだよ ”
と言って、手伝ってくれた。

ムスコのその言葉を聞くたびに
“ 自分で言ってる~ ” とほくそ笑んだものだが、
山椒の実を見ると、いまでもそのときのことを思い出しては、
くすっと笑い、体の真ん中がぽっと温かくなる。

いまでは、ワタシよりも背がずいぶん高くなり、
先回りをして、手伝いをしてくれなくなったけれどね 笑)

つい先日、八百屋さんに行ったら
山椒の実に目がいき、買おうと一度は手にとったものの、
作る時間がないな…と、山椒の実から手を離したけれど、
ムスコの小さい頃をふと思い出し、1パックなら…
と手にとり、レジに向かった。

すると、八百屋のおじさんが
「全部(3パック)持っていきなよ、これで最後だから。
 3パック〇〇円でいいから。」
と。

えっ…
一瞬迷っていると、
おじさんが山椒の実をすべて持ってきて、にっこり。
この笑顔に負けた。
おじさんのお気持ちが嬉しかったので、購入。
心からのお礼を言って、買い物袋に優しくいれた。

昨日は、撮影が午後に変更になったので、
よし!とばかりに、午前中にちゃちゃっと山椒の実で手仕事をした。

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山椒の実を軽く洗い、
塩をいれた湯で茹でる。

そして、かたい枝をとりのぞく。
茹でたあとだと、枝をとりやすいですよ。
(上の写真は、小枝を取りのぞいたもの)

そのあとは、
時々水をかえながら、しばらく水に漬ける。

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水気をしっかりと切って瓶にいれ、
塩をまぶした塩漬け、
醤油をいれた醤油漬け、
それから、時間のあるときに
ちりめんじゃこと一緒に炒める用に、
残りは食品用保存袋に入れて、冷凍した。

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こうしておくと、
後日、さまざまな料理に使えるので便利。

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