Mar 30, 2021
たけのこご飯
竹の旬がやってきた。
筍。
あらためて…
だけれど、筍は、竹の旬と書くのよね。
スーパーでたけのこを見かけるようになったので、
早速買ってみる。
生のたけのこって、年に一度は食べたくなるのよね。
たけのこを米ぬかとともに
長時間茹でる。
皮をむいて、食べやすい大きさに切り、
油揚げを細かく切ったものと薄口しょうゆ、みりんとともに
炊きこみご飯にした。
たけのこの食感と合うように、
お米は少しかために仕上げた。
ほろ苦い味わいが、まさに春の味。
炊きこみごはんを頬張ったとき、
「春だねぇ」
思わずつぶやいてしまった。
たけのこを口にしながら、
そういえば、竹っていろいろなものに利用されるよね、
という話になり、
どんなものに利用されているのか
家族で挙げていったら、
でてくるでてくる。
カゴなどの竹細工に木樽の箍(たが)、竹炭、布、草履のほか、
竹皮はおにぎりを包んだり粽を作るときにも使う。
そのほかいろいろと挙がり、
しまいには、白熱電球のフィラメントにだって利用されたことにまで
話が及んだ。
今後は、白熱電球よりもLEDを使うことが増えると思うけれど、
長時間明かりを灯し、私たちの生活に彩りを与えてくれた
エジソンの発明品、白熱電球に
日本の京都産の真竹が大きな一助となったことは、
忘れないでおこうと思った。
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