日常の夕飯 ~ジャンバラヤドリアなど~
「今日の夕飯は、本当に簡単でいいよ。」
昨日の朝、ムスコがこういった。
昨晩は、夕飯を食べる時間が遅くなるだろうこと、
そして、ワタシが慌ただしくしているだろう
と思っての言葉だった。
その言葉に甘え、
夕飯は冷凍炊き込みご飯やら、
茹でておいた卵やらを使って、
あっという間の夕飯。
昨晩の夕飯は、
いろいろサラダ
オクラと卵のスープ
ジャンバラヤドリア
ピクルス
今月のレッスンは、ケイジャン料理。
ジャンバラヤ(炊き込みご飯)を何度も作ったので
冷凍庫にはジャンバラヤがたくさん。
これをレンジで解凍し、
鍋に牛乳と米粉を入れ、塩、こしょうで味つけ。
とろみがついたら(ホワイトソース代わりに)かけて、
溶けるチーズをのせてオーブンで焼いた。
ジャンバラヤドリアの完成。
あとは、朝に茹でておいた卵や冷蔵庫にある食材を切ってお皿に並べ、
オイル、ビネガー、塩、こしょうを混ぜてドレッシングをかける。
サラダの完成。
スープは、お昼に作ったものに卵をいれただけ。
手抜きごはんだったのだけど、
これを見たムスコが
「うわぁ、おいしそうなご飯!ありがとう。」と。
彩りがあって、ドリアがあったからそう見えたのかもしれない。
なにか、じ~んときた。
小学校高学年。
冷静にものごとを見つめる目が育っているとともに、
苛立ちを覚えることもある。
だから、近頃言い合いになることがある。
これも成長の証だと笑い飛ばせればよいのだが
なかなか…(汗)
忍耐なくしては語れない。
毎日それなりにいろいろなことがあるが、
「うわぁ、おいしそうなご飯!ありがとう!」のひとことで、
すべてがふっとんだ。
毎日、ゴハンを食べながら、
たくさん話をして、笑って、ときには言い合いもして。
心をゆるせるなにげない日常のひとこまが、
かけがえのない一瞬に変わる。
“おいしそう” “おいしい” “ありがとう” は、
やっぱり魔法の言葉。
ワタシも、これからもこの言葉をたくさん言おう。