日常の夕飯 ~ズワイガニ&イワシ料理など~
2日前、いつもの魚屋さんに出かけると、
おっ、ズワイガニが動いている。
ムスコも一緒にいたのだが、目が釘付けになっていた。
そりゃそうよね。ワタシも驚いた。
値段に目をやると、
えっ?!
さらに驚いた。
ちょいと小ぶりなカニだけど、や、安いではないか!
ほかにも、
大ぶりの千葉県産のはまぐりが
5個で破格の値段。
イワシも3尾で、あらいいのかしら、この値段で。
といった具合。
こんなところにも、コロナの余波が…
結局、この日は、
ズワイガニにイワシ、はまぐりを購入。
買いすぎたかな、と思ってこれ以上購入しなかったのだけど、
すべてひと晩で食べきってしまった。
翌日の朝ごはんのおかずなども
買っておけばよかったな。
と思ったのだが、後の祭り。
なにかね、一度に沢山買うと、もうこれ以上は…
というセンサーがピピっと働いて、買えないのよね。
よくよく考えれば、買い物はそう度々できないのだから
買っておけばいいのに。
いままでも、そう思うことはよくあるのよねぇ、
なんでも少なめに買ってしまう傾向が。
でも、食材が足りない!と思ったときは、
乾物やら缶詰やらをひっぱりだしてきて
調理するので、なんとかなるのだけど。
そんなこんなで、
その晩は、図らずもお祝いの食卓のようになった。
カニが食卓に上るだけで、すごい存在感(笑)
ありがたや~。
この日の夕飯は、
いわしのさんが焼き
いわしの刺身(写真は一人分)
大根サラダ(つまを作った残りで)
長芋ときゅうりの梅肉醤油和え
鶏手羽肉と大根の煮物
蒸しセイコガニ(メスのズワイガニ)
はまぐりのお吸いもの
もち麦ごはん
イワシは、圧力鍋で骨ごと食べられる梅煮にしようと思っていたら、
“ イワシを三枚に卸しているところが見てみたい ”
との小学生男子の声がして、むむむ。
正直なところ、ちょいと時間がかかるなぁ…
と内心思ったのだけど、
ま、今後はそうゆったりとした時間もとれなくなるからね、
と、いわしの三枚おろしを一から見せた。
卸していると、
“ 三枚卸しって、残酷だよね… ”
とボソッと。
その後も、さばいているところをじっくりと眺め、
ときには、“ ほぉ~ ” とつぶやき、
しまいには、
小さくうなずいているように感じられた。
なにか感じることがあったようだ。
その後、命あるものをいただいていることに
感謝をしながら…
といった話はあえてせず、
ただただ、会話を楽しみながら食事を楽しんだ。
カニは隅々まで、鶏肉は軟骨まで、
はまぐりは貝柱までこそいでしっかりと食べていた姿をみて、
あぁ、やっぱり言葉はいらないな。
そう思った。