驚愕!の紅茶(ダージリンティー)に出合った!
そう、あれは数か月前。
頂いた紅茶を淹れ、ひと口口に含んだ瞬間、とっさに発した言葉が、
「えっ、これ、フレーバードティーではないの?!」
紅茶は、ダージリンティーだったのだが、
上品なマスカットの香りと甘みがあまりにも口いっぱいに広がるので、
完全に、茶葉にマスカットの香りをつけた着香茶なのかと思ったら、
香料などを一切使用していない、純粋なダージリンティーだったのだ。
ダージリンティーのイメージがガラリと変わった瞬間だ。
この紅茶を販売している場所が、富山県。
偶然にも、先日のブログで登場した、トロッコ電車の発着駅、
宇奈月温泉駅のすぐ近くにあることがわかったので、
今回の富山の旅で、時間を作って訪れることにした。
茶葉専門店「グレイスピース」は、宇奈月温泉駅の目の前に佇む。
素朴な、小さな小さな温泉町の雰囲気とは一線を画す、スタイリッシュな外観。
店内は、ソファにテーブル、壁にいたるまで、すべて真っ白。
外観と合致した雰囲気だ。
しかし、ここは小さな温泉街。
店員さんは親しみやすく、ほっと寛げる空気がふわりと。
やわらか~い表情の店員さんと、会話を愉しみながら心地よく試飲した。
(写真は、自宅で撮ったもの)
あらためて口にしても、やはりその味と香りに驚く。
ダージリンティーは、 “紅茶のシャンパン” と称されるようだが、
この紅茶を味わうと、反射的に首を縦に2回振ってしまうほど、納得してしまう。
グレイスピースでは、インドのダージリン茶葉を100%使い、二度の発酵を経て製造される。
一次発酵は現地、二次発酵は富山県の宇奈月で行い、
北アルプスの黒部の水と独自の加工技術により、
他で類をみない、この香り高い茶葉が創り出されるそうだ。
こんなダージリンティーには、そうそう出合えない。
富山にもそう行けるものでもない。
手持ちがなくなったら、取り寄せてみようっと。
…あっ、そういえば、日本橋の富山館では販売している
と店員さんがおっしゃっていたかな。
今度近くに行ったときに、覗いてみようかな。