生青のりの味噌汁
1日一度は、お味噌汁を飲みたくなる。
昔はそうでもなかったのに、その欲望は年々強まっている気がする。
海外へ行くと、ちっとも飲みたいとは思わないのに。
朝の1杯のお味噌汁がおいしいと、身体が喜ぶのがよくわかる。
今朝は、身体がすこぶる喜んでいた。
生青のりのお味噌汁を飲んだから。
生の青のりは、磯の香りが豊かで栄養も豊富。
以前のレッスンでも使用したけれど、
汁ものにいれると、最高に美味しいから、
見かけると、すぐに手にとってしまう食材のひとつである。
今朝は、しめじとえのきと合わせてみた。
絹ごし豆腐にもよく合うけれど、きのことの相性も抜群だった。
生青のりをお味噌汁にいれるときは、
多種類の具材をいれるよりも、
具材が少ないほうが、青のりの香りが引き立つように思う。
そして、火を止める直前に入れること。
ところで、青のりとあおさって、どこが違うのだろう…
そんな疑問がふと脳裏をかすめたので、調べてみた。
色合いは同じなのだが、どうも形状や香りが違うらしい。
まず、形状は、青のりは糸状になっていて、
あおさが葉っぱ状に。
香りは、青のりのほうがあおさよりも豊か、なのだとか。
ということで、青のりのほうがあおさよりも高値になるのですって。
ふむふむ、確かに青のりのほうが香りが高いよね。
形状も、乾燥して粉末にすると違いがわかりやすい。
糸状かフレーク状か。
生の青のりは、冷凍保存も可能だから、見かけたらぜひ買ってみて!
生の青のりのお味噌汁(お吸い物)は本当においしいので!
そうそう、生の青のりは、和え物にするのもおすすめ。
あと、ピッツァの生地に練りこんで揚げても。
イタリアのナポリでは、ピッツァの生地に練りこんで揚げた「ゼッポリーネ」
というアンティパスト、おやつ?みたいなものがあるのだけど、
これがちょっと塩味がきいていて、美味。
オナカにはたまりますけどね…