Mar 1, 2017
端正な造形美が際立つ急須を見つけた!
先月に、知人から紹介された急須職人の白岩大佑さん。
彼の造った急須をひと目見た瞬間、急須から目が離せなくなった。
どこから眺めても端正な美しい造形、切れのよさそうな注ぎ口、
寸分の狂いもなくぴたりとしまる蓋に、目が細かい陶器の茶漉し。
細部に至るまで、お茶を美味しく飲んでもらいたい、
そんな想いがひしひしと伝わってきた。
急須はいくつか使っているけれど、
私にとっては、この急須が手にとてもしっくりとくる。
白岩さんは、愛知県常滑市無形文化財保持者であり、
日本最高峰の急須職人である小西洋平氏に師事した後、
函館で急須だけを造り続けている若き男性。
急須愛に満ち溢れた白岩さんの造る急須を、これからも見続けていきたい、
急須を使うたびに、そんなふうに思うのである。
Comment