May 11, 2022
新茶の季節がやってきた
夏も近づく八十八夜~♪
この時期になると、
小さい頃から、この歌をよく口ずさんでいた。
ときには、
ふたり向き合って、
「せっせっせーの、よいよいよい。夏も近づく~」
と歌いながら、手をぱちぱちと叩きあったりして。
静岡に住む親や親戚は、
立春の日から数えて、88日目には、
新茶を飲む習慣がある。
最近では、少し日がずれることもあるけれど、
皆、この時期は、新茶を待ちわびる。
今年の八十八夜は、5月2日。
上京してから、
地元の新茶がすぐに手に入りにくいこともあって、
私は八十八夜を少し過ぎたころに、
毎年新茶をいただく。
先日、静岡から新茶が届いたので
早速いただいた。
はぁ~
新茶は、やっぱり香りがいい。全然違うのよね。
味わい深い!
これは、数年前のGWに撮った写真。
お茶の新芽が一面に。
この時期の実家の周辺では
このような光景をよく目にする。
お茶の新芽は、色合いがやわらかくて
香りがみるい。
…あっ、“みるい” は、静岡の方言だった;
みるいは、若いとか未熟、という意味ね。
幼少の頃、GWは親戚と茶摘みをしていたので
この光景を目にすると、なにかほっとするのよね。
空気もよいから特に。
本当にいい季節だ。
今日、近所の農家さんのところに行ったら、
春のお花が無人売り場に並んでいたので、
購入して、無造作に活けてみた。
これまた、ほっとする。
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