わが家流、銀杏の炒りかた
銀杏がおいしい季節ですね。
近所の農家さんのところでは、
1ヵ月ほど前、
銀杏がコロコロと地面に転がっていたかと思ったら、
少し前から、売り場に並ぶようになった。
こんなふうに地面に落ちてから、
食べられるようになるまで、処理が本当に大変なのよねぇ。
ちなみに、近所の農家さんのところでは、
こんな感じ↓で処理しています(文字をクリックすると見られますよ)。
銀杏は、わが家の大好物。
だから毎年欠かさず口にするのだが、
銀杏の初物は、
シンプルにフライパンで炒って、塩を少しつけて食べることにしている。
炒って(加熱して)食べる方法は、
いままでいろいろと試してきたのだが、
どれもどうもしっくりとこなかった。
こんなふうに↓
・紙袋に入れてレンジで加熱
→銀杏が爆発すること多々。何個か見るも無残な姿に…
・銀杏を銀杏割り器で割る
→力が有り余りすぎるためか、
はたまた銀杏割り器との相性が悪かったのか、
銀杏を割ると何個か身まで割れてしまい、これまた見るも無残な姿に…
・銀杏に割れ目を入れずにフライパンで乾煎りする
→時間がかかる。ときどき爆発する、、、
・銀杏に割れ目を入れてからフライパンで乾炒りする
→身がやや乾燥気味に…
とまあ、もろもろ。
試行錯誤を重ねた結果、
ここ数年は、やっとひとつの方法に落ち着いた。
そんなわが家の銀杏の炒りかたを紹介しますね。
まずは、銀杏を炒る前に、割れ目を入れておく。
銀杏には、つなぎ目?部分がある。
よく見ると、このつなぎ目にも
筋がくっきりしているところとそうでないところがあるのだが、
手でつなぎ目を上にし、
筋がくっきりしているほうを、石で “ 軽く ” コツンと叩く。
すると、筋に沿ってキレイな割れ目ができる。
叩くときは、弾くような感じではなく、
手を銀杏に置く(とめる)ようなイメージで。
叩く道具は、
わが家は石を使っているけれど、
金槌や肉叩きなどでもよいと思います。
次にフライパンで銀杏を炒る。
乾煎りできる鉄のフライパンやスキレットなどに銀杏を入れ、
蓋をして、弱火で10分ほど加熱する。
(ときどきフライパンをふる)
銀杏の殻に焼き色がついて、
殻が少し開いたら、できあがりのサイン。
殻を割って、中身を確認。
火が通っていたら出来上がり。
保温も兼ねて、
私はフライパンに蓋をして、そのまま食卓に出しています(笑)
食べる直前に蓋をとって、
各々塩をつけて食べるのがわが家流。
薄皮をむいて食べても、薄皮ごと食べても。
ちなみにワタシは、
皮のほろ苦さが気にいっているので、
敢えて薄皮を少し残して食べています。
フライパンで作る炒り銀杏は、
手軽に作れるので、よかったらお試しくださいね。
炒った銀杏は、むっちりとした食感で
甘みと旨味がぎゅっと凝縮されているので、
つい手が止まらなくなるのだけど、
食べ過ぎにはご注意を~