シーアスパラガスを使った料理
スーパーで、
「シーアスパラガス」なるものを目にしたので
買ってみた。
シーアスパラガス。
直訳すると、「海のアスパラガス?!」
おかひじきの逆バージョンか?
と思いながら、
その海藻のような見ためにちょいと興味を惹かれたものの
産地を見てとびついた。
イスラエル産。
中東の食べものには、どうしようもなく惹かれる自分がいる。
どうやって食べるのだろう。
シーアスパラガスを少し調べてみたら、
塩水(海辺)で育つヒユ科の植物だそう。
ヒユ科というと、ほうれん草やオカヒジキもそうだから
同じような食べ方をすればいいのか、
と思っていたら、なんと生でも食べられるという。
軽く洗って、シーアスパラガスをつまんでみる。
…うっ、塩辛い。。。
シャキシャキとした食感は好みなのだけど、
塩味が強すぎる。
ならば…
と、軽く茹でてみた。
1分ほど塩ゆですると
色鮮やかになった。
目が覚めるような、なんともおいしそうな色合い。
つまんでみると、
先ほどよりはいいけれど、まだ塩辛い。
そのまま水に漬けて塩抜きすること
30分。
少し塩味が抜けてきたし、
時間もなかったので、調理することにした。
マッシュルームとにんにくの風味がよく合うと思ったので、
これらと炒め、味見してみると、
塩味が強い…
急遽、卵を溶いて味を薄める作戦にでた。
予想通り、シーアスパラガスは、
にんにくとマッシュルームの風味とよく合う。
しっとりとした卵としゃきしゃきのシーアスパラガス。
卵との相性もバツグンだ。
ただ、この卵の分量では
シーアスパラガスの塩味が勝ってしまった。
卵をもう1個加えればよかったな。
生で食べると塩辛くて、ほのかな苦みを感じるけれど、
ゆでれば小気味よい食感が楽しめる。
とても面白い野菜だ。
ワタシは比較的塩分が弱めの料理が好みなので、
シーアスパラガスを調理するときは
塩抜きをしっかりして、
味を薄める食材と合わせるのが良さそうだ。
見かけたら、また他の料理に挑戦してみよう。