Dec 7, 2020
銀杏の処理の仕方
今日は、メニュー出しやら試作やらで煮詰まってしまい、
途中、気分転換するために、
ちょっくら近所の農家さんのところへ向かう。
敷地に入ると、
おっ!もうそんな時期か。
農家さんがイスに座って銀杏の下処理をしていた。
大きな声であいさつをし、
てくてくと近づいて、
「銀杏ですか?」と声をかけ、
そこから、しばらく銀杏の話を楽しんだ。
こちらの広い敷地には、
大きないちょうの木がある。
毎年銀杏がたわわに実り、
地面にポトリポトリと落ちるのだが、
その数は、数えきれないほど。
ご近所さんは、毎年この銀杏を楽しみに訪れる。
もちろん、ワタシもそのひとり(笑)
落ちた銀杏はしばらくそのまま置いておき
(水に漬けたり、土に埋めておくこともあるそう)、
手で崩れるくらいになったら(かぶれてしまうのでビニール手袋は必須!)、
ひとつひとつ果肉から種をとっていく。
種を何度か洗い、3日くらい干しておいたら
銀杏のできあがり。
今回、購入した銀杏。
これは、1週間くらい前に処理をしたものだそう。
香りがあって、大粒。
おいしそうだ。
以前、ワタシも果肉を拾って
下処理をしたことがあるけれど(マンションだったのでニオイに四苦八苦…)、
ものすごく手間がかかるのがわかる。
こちらの銀杏は、驚くくらい良心的な価格なので、
なんだか申し訳なくなってしまい、
今日は、お花やら野菜をたくさん買ってきた。
また近いうちに来ますね、と言って。
ほんの短い時間の出来事だけど、
体のなかにいい酸素がたくさんそそがれた気がした。
そのあとは、言わずもがな、作業がさくさくはかどったとさ。
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