Nov 8, 2020
日常の夕飯 ~石焼ビビンバなど~
今月は、茶の湯ではお目出たいお正月。
今日は、今年の春に摘み
茶壷にいれてねかせておいた茶葉をいただく、
炉開きのお稽古に参加した。
こんなご時世なので、贅沢にも少人数で。
茶室の床に置かれた照葉などに、ふと目がいく。
「花は野にあるように」
との千利休の教えのとおり、花入れには飾りすぎず
さも咲いていたときのような
ありのままの、本来の姿で生あるものが佇んでいた。
お稽古では、いつもそんなさりげなく置かれた茶花に魅せられる。
華美ではないけれども、
いや、華美ではないから
心が休まり、
時がまるで幾重にも折り重なった
透きとおった層のように感じられるのだと思う。
今日は、お稽古の帰り道、
野に生きる植物により目がむいた。
行きは、お稽古の時間に間に合わないかも…!
と、心に余裕がなかったこともあるけれど、、、
心の栄養、余裕は必要ですね。
お稽古では、新しいことを沢山覚えたし(忘れないようにしなくては!)、
今日は、とても実りあるときを過ごしたような気がした。
帰り道、近所の農家さんの畑では、
ほうれん草が青々と育っているのが眩しく見えた。
昨晩の夕飯は、
石焼ビビンバ
鶏皮のパリパリ焼き
湯葉の青じそのせ
卵白と白菜、韓国のりのスープ
ほうれん草があまりにおいしそうだったので、
夕飯にナムルにし、石焼ビビンバの具にした。
ほうれん草をナムルにするときは、
水分が出すぎないようにすることが大切。
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