Feb 6, 2020

ダシいらずの葉野菜、かつお菜

目新しい野菜を見つけると、
なんだなんだ!?
と、すぐに反応し、手にとってしまうワタシ。

久しぶりに、いつも行く野菜農家さんのところから、
自転車でさらに10分ほどいったところにある、
野菜農家さんのところに行った。
すると、目新しい野菜を見つけた。

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手にとり、農家のお母さんに、
これは何という野菜ですか
と尋ねると、
「かつお菜」だという。

“ かつお菜 ? ”
初めて聞く名だ。
名の由来は、かつおの味がするとか、
かつお出しがいらないくらい、旨味がある野菜だから、
というのだが、九州では昔から食べられているそうだ。

いやはや、日本各地にはさまざまな野菜があるものだ。
いや、野菜だけでなく、魚介類などこのようなことはたくさんあるはず。
あぁ、興味はつきない…

かつお菜に戻るけれど、
かつお菜は、やけにゴワゴワしている。
それに、長い(大きい)!
まるで、ロメインレタスをちょいと硬くしたような、
高菜のような…と思っていたら、
なんと、高菜の仲間なのだそうだ。
納得。

とれたてのところを、早速食べてみる。
かつお出しがいらないくらい、旨みがあるというので、
だし汁なしで、和え物にしてみた。

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正直、かつおの味はしない…
でも、旨みは十分。
ということは、名の由来は、きっとかつお出汁がいらないくらい旨みがある野菜
からきているのだろう(きっとね)。

食べ応えも十分。
1枚目の写真の量で、100円。
値段もお手頃。栄養もありそう!
かつお菜は冬野菜だそうで、お正月頃から見かける野菜だという。

各地で昔から食べられている伝統野菜が見直されて
全国各地で栽培され、食べられるようになる。
生産量が増えて、いいですね。

かつお菜は、苦みがあまりなく、小気味よい食感が楽しめるので、
お浸しだけでなく、
お味噌汁や鍋料理、炒め物など、さまざまな料理に使えそう。

10分時間をかけて、
いつもと違う農家さんのところに行って、よかった!

野菜について、農家のかたと話をするのは、
本当に楽しい時間。
家に帰って、料理を作るのが楽しくなるもの!

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