Dec 4, 2019

日常の夕飯 ~さざえのつぼ焼きなど~

つい先日の朝、お茶のお稽古に向かう途中、
川沿いを歩いていたら、
あら。
キレイな紅葉が。

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立ち止まって、思わずパチリ。
雲ひとつない青空に、黄色や赤、緑の葉が
なんと映えること。
今年は、やっとキレイな紅葉が見られた気がする。

お稽古の帰りにも同じ道を通り、この風景を眺めたら、
行きとは違った景色に見えた。
風にのってカラカラと奏でる葉の音や
鳥の鳴き声、水の流れまでもが
心地よく耳をくすぐった。
きっと、お茶のお稽古のおかげね。

でも、自宅に戻り、着物から洋服にささっと着替えて、
原稿に取りかかり、
夕方は試作と夕飯作りをしたら、すっかり耳が日常に戻っていた。
あぁ、なんと雑音の多いこと。

でも、今日は、家族みなが大好きなさざえが手に入ったので、
ほっくほくに。
心が温まった夕食となった。

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昨晩の夕飯は、

さざえのつぼ焼き
えびときのこのアヒージョ
キャベツの梅ごまクミン和え
砂肝とブロッコリーの粒マスタード炒め
白菜とハムのスープ
五穀ごはん

さざえは、下処理がちょっぴりあるけれど、
調理自体はとっても簡単。

ディナーナイフを殻の内側にいれ
貝柱を切って中身を出す。
殻にはまだ肝などが残っているので、
指を入れて肝などをはずし、指を絡めてするりと中身を取り出す。

ふたについている身を包丁で切り外すと、
身に赤い部分(さざえの口)があるので、これをとる。
貝ひものようなヒラヒラした部分もあるので、
こちらも取る(このヒラヒラした部分は苦い)。

あと、口に入れるとジャリっとする砂袋があるので、
こちらもできれば切り取る。

それぞれ食べやすい大きさに切ったら、
殻に戻し、酒、醤油を少々入れ(時々ほんの少しみりんを入れることも)、
水をこれまた少し入れたら、ふたをして
200℃に熱したオーブンで15分ほど加熱したら出来上がり。

さざえが食卓に上るだけで、
わが家の食卓は、特別な空気に包まれる。
とはいえ、さざえを頻繁に夕飯に出すと、
ありがたみがなくなるので、出すのは1シーズンにほんの数回だけ。
それも、さざえが安いときね。

昨夜は、久しぶりのさざえで、
家族のテンションがちょっぴり高くなった夕飯だった。ふふふっ。

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