狭山茶の飲み比べ
昨日は、お茶のお勉強。
埼玉県狭山茶について学び、飲み比べもした。
まずは、狭山本玉露を水だけで抽出ししたもので乾杯。
食事とともに。
乾杯茶は、とろりとしていて、
まるでお出汁でも含まれているかのような、深い旨みが。
いままで、味わったことのないような味わい。
食事は、お正月とクリスマスを意識したものが。
盛肴の器には、心が清らかで、白髪になるまで長生きできるようにと願い
裏白(うらじろ)が敷かれていた。
ベーコンは茶葉で燻され、福と書かれた器のなかには、いくらご飯が。
ほか、南瓜のすり流しや茶豆腐、西京焼き、合鴨の治部煮がのった茶そばなど、
目でも舌でも愉しめる料理がたくさん。
甘味は、お茶のプリンと苺サンタ。
プリンには甘く味つけされた茶葉が。この茶葉が秀逸。
この後、狭山本玉露の絞り出し実習を。
氷出し、水出し、80度のお湯出し、70度お湯出し、熱湯出し
の5煎の味わいを楽しんだ。
香り、甘み、旨みなどがうつりかわり、とっても面白い飲み方だった。
お茶を入れた後の茶葉を見れば、なんとキレイなこと。
この茶葉を食べてみると、なかなかのお味。
茶園さんによると、
めんつゆなどにつけて食べるのがおすすめだとおっしゃっていたのだが、確かに。
今度、家で味わってみようか。
これらのお茶のお供には、
狭山の抹茶を練り込んだ生菓子が。
松の実とアラザンをあしらった、クリスマスツリーのような1品。
可愛らしい見ため。
その後、誰がどう淹れてもそこそこの味で楽しめる(→茶園さんの弁)
組茶(ブレンド茶)なども飲み比べ、
狭山茶にどっぷりと触れた時間だった。
煎茶は、本当に奥深い…!
毎日欠かさず何煎も嗜む煎茶を少しでもおいしく、
そんな想いから通い出した、お茶の講座。
毎月はムリでも、来年もできるだけ参加できたらと思う。