Nov 1, 2018
今年仕込んだ味噌の様子 ~味噌を仕込んで7ヵ月~
夏の終わりごろ、
味噌を置いている部屋に入ると
ふわ~ん、と発酵臭がするようになった。
今年の味噌はおいしくできたかな?
部屋にはいるたびに、気になったものの、
香りがまだ若いというか、荒々しい。
そのまま放置すること、数ヵ月。
10月の半ばになると、
深みのある香りが立ち上るようになった。
今年の味噌を仕込んだのは、3月の半ば。
仕込むのが遅かったので、
味噌が出来上がるのには、少し早いとは思ったのだが、
本日、えーい!と、味噌を見てみることにした。
蓋を開けると、
アルコールを思わせる香りがふんわりと。
かき混ぜると発酵臭が。
味噌は生きている。
そう感じる瞬間だ。
吉野杉樽、陶器、プラスティックの容器に仕込んだ味噌を
それぞれなめてみた。
まだ少しこなれていない感じはするけれど、
甘みは十分!
甘口味噌、中辛口味噌ともに、昨年よりもおいしくできた気がする。
(あっ、手前みそを並べてしまった…失礼!
昨年は、かなり“ 攻め ”の配合にしたのでね…汗)
毎年思うことだけど、
同じ材料、配合で仕込んでも、保存する容器によって、
味噌の色や味わいは異なる。
たまり(味噌の副産物)↑は、ある容器にしかできないしね。
毎年、味噌を仕込むときは、少しずつ配合を変え、
好みの味に近づけているのだが、
今年は、かなり好みの味に近づいた気がする。やった!
出来上がった味噌を、早速容器に入れたから、
明日の朝、お味噌汁で味わってみることにしよう!
そういえば、吉野杉樽に味噌を仕込んで、何年経ったかな。
香りや味わいが、かなりまろやかになって、
味により深みがでたような気がする。
木樽に酵母がすみついたのかな。
来年はもっとおいしくなる?
そう思うと、来年の味噌造りが…
う~ん、楽しみ!
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