Oct 2, 2018
オクラの花(花オクラ:トロロアオイ)
隣町に行き、いつもと違う道を通ったら、
地産地消のお店、という店を見つけたので入ってみた。
これが、ばっちりワタシの琴線に触れるお店で、ぐっと心を掴まれた。
さまざまな食材が新鮮で、しかもお値打ち価格で売られているうえ、
目新しい食材も手に入る。
おっ、これはいいお店を見つけたゾ!
と、ほくそ笑んでしまった。
この店で、まず目に留まったのは、オクラの花だ。
いつだっただろう…
随分昔に一度だけ、お吸い物にして食したことがあるくらいで、
とんとご無沙汰していたオクラの花。
毎夏、オクラを畑で見かけるたびに、
また食べたいなぁ…と、気になっていたので、即手にとった。
家路につき、早速調理してみる。
ガクと雌しべをとり、
酢少々を入れた熱湯で30秒~1分茹でる。
流水で粗熱をとり、水気を切ったら、下ごしらえは完了。
きゅうりと酢の物に仕立ててみた。
花オクラは、通常のオクラと同じく、ぬめりがあって、
噛みしめると、後からほのかな苦みがやってくる。
熱をいれれば、なんとまあ、鮮やかに発色し、美しいこと。
目でも愉しませてくれる食材だ。
この花オクラというのは、
実は、実を食するオクラの花とは別の品種。
トロロアオイと呼ばれる、花を食べる専用に品種改良されたものらしい。
ガクとめしべをとれば、生でも食べられるそうだ。
いわゆる、エディブルフラワーですね。
この花オクラは、鮮度が落ちやすいから?なのか、
あまり見かけない。
でも、見かけたら、即購入したい。
と思う食材だった。
目でも舌でも愉しめるから。
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