Jan 15, 2019

日常の夕飯 ~アボカドとトマトのバジルサラダなど~

今年の三連休の中日も、親子で初釜に参加した。
おめでたい尽くしのお道具と
ひとつひとつ丁寧に作られた心温まる料理に触れ、
新たな一年の始まりを感じました。

思えば、茶道を習いだしたのは、ほんの数年前。
20年くらい前、家でちゃちゃっと抹茶をたてて飲みたい。
そんな思いから、茶筅を買って時折家で気軽に抹茶を楽しんでいたのだが、
おいしく飲めないからか、次第に抹茶を点てなくなり、
茶筅は食器棚の奥のほうに…
引っ越しをするたびに、茶筅を目にし、気になっていた。

でも、茶道ってややこしい作法があって、緊張しながら飲むもの?
なにやらストレスがたまりそう…などと思っていたので、
そのまま時が過ぎていたのだが、ふとしたきっかけで習いだすことに。
まぁ、先生が古くからの友人ということもあったのだが。

茶道を習い出すと、ストレスがたまるどころか、
心にゆとりが生まれ、生活にも潤いが。
驚いたのは、お茶の席では無駄な動きがまったくなく、すべてに意味がある。
そして、作法にしても合理的。
家で抹茶を点てられるくらいになるまで…と思って始めた茶道だけど、
人をもてなす心、豪華でなく、かつ華やかでもないこと。
そこにぐぐっと惹かれた。

今年も初釜で先生のお点前を拝見し、ゆるくではあるけれど、
今後も茶道に触れていきたい、そう思ったのだった。

DSC_0215

初釜では、
向付 お造り(鯛、鰤、帆立のイクラのせ)、黒豆と銀杏の松葉飾り
一皿 吹寄せ(椎茸、くわい、蒟蒻、筍、人参、絹サヤ)、白花豆、昆布巻、鴨つけ焼き
椀物 雑煮
強肴 サワラ幽庵焼き、京芋と海老の旨煮
甘酢和え(大根、人参、胡瓜)
八寸 子持昆布、栗渋皮煮

と会席をいただいたのだが、夕飯はガラリと変わって、

アボカドとトマトのバジルサラダ
かぶとナスのミートソースグラタン
もやしとピーマンのナムル(前日の残りもの)
砂肝と2色ピーマンのにんにく炒め
小松菜と卵のスープ

お昼に会席を堪能したので、夜は全く違う味を求めてしまった。
これもまた、ワタシの日常。

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