緑色の小さないちじく「シュガー」

9月にはいったある朝、
窓を開けると、風が少し秋らしくなったような気が？
なんて思ったのも束の間。
また肌を刺すような日差しが戻ってきましたね。

残暑が厳しい9月上旬ですが、
近所の無人野菜売り場では、栗が並んでいて
驚いてしまいました。
季節は確実に進んでいるのですね。

つい先日、これまた近所で、
珍しいいちじくを見かけた。

その名は、
「　シュガー　」

直径3㎝くらいの小さな緑色のいちじく。
半分に割ると、こんな感じ。

これは未熟のいちじくではなくて、
これで完熟状態。

皮が薄いから
そのままパクリと食べても、皮が気にならない。

味は、控えめな甘さ、といえるかな。
今回のものがたまたまだったかもしれないけれど。

いちじくは長い栽培の歴史があって、
その種類は100をゆうに超えるのですって。
そういえば、各国には見た目が黒や白…
大きさも小さなものから大きなものでさまざまある。

例えば、
イランのいちじくは小さくて、
トルコのいちじくは大きい。
どちらも乾燥したものが日本で手にはいるのだけど、
食べてみると、どちらもとびっきり甘い。

日本では、
いちじくの旬は、夏と秋の2度。
いま、秋に収穫されるものが旬を迎えている。

いちじくはそのまま食べてもよし、
生ハムやチーズと合わせても、コンポートにしてもよし。
さまざまな食べかたを楽しめる果物ですね。

さて、わが家にある小さないちじく「シュガー」を
どう食べようか。