May 19, 2020
金時草で、梅甘酢和え
わが家の近くで、採れたての金時草が売られていた。
あまりに葉が綺麗なので、吸いよせられるように手にとった。
金時草は、加賀の伝統野菜のひとつ。
前回食べたのは、いつだっただろう。
石川県を訪れたときだったかな。
でも、どんな味だっただろう…
味を思い出せないくらい、
金時草を口にしたのは、随分前のこと。
あらためて金時草をみると、
葉の表側が緑で、裏側が紫色。
本当にキレイな葉だ。
購入した金時草は、
ひと袋にほんの少ししか入っていなかったので、
ボリュームを出すために、
かぶと一緒に和えものにしてみた。
金時草は、塩を入れたお湯で30秒ほど茹でる。
水にとり、水けを切ったら食べやすい大きさに切る。
薄切りにし、塩をまぶしたかぶと和え、
梅肉、リンゴ酢、塩、きび砂糖で和えたら出来あがり。
金時草自体は、シャキシャキとした食感で
茹でると、つるむらさきのようなぬめりが。
空芯菜?山菜?つるむらさき?のようなほのかな苦みがあって、
オトナが好む味、といった味わい。
和えものを作った直後は、
上の写真のようだったのだけど、
翌日は、酸に反応したのでしょうね、
こんな感じで↓カブがほのかなピンクに染まっていた。
赤カブみたいだ。
ポリフェノールの一種、アントシアニンによるものかな。
綺麗な色。
ちょっと調べてみたら、
金時草は、沖縄でハンダマ、熊本では水前寺菜と呼ばれていて、
全国で親しまれているそうですよ。
旬はこれから。
今後はもっと生産量が増えて、
ゴーヤー?つるむらさき?のように一般的な野菜になるかもしれないな、
そう思った。
この金時草、梅甘酢との相性はよかったけれど、
ごまと合わせたら、さらにおいしくなりそうだ。
よし、今度見かけたら、ごま和えにしてみよう。
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