Jan 9, 2018

今年も初釜に参加しました

松の内の七日に初釜に参加した。

今まで着物を身に纏うときは、名古屋帯をしめていたのだけれど、
昨年、袋帯が結べるようになったので、
母の着物を身に纏い、袋帯をきゅっとしめて。

着物は、母が若かりしときに仕立てたものなので、
いまのワタシには少し派手かしら?
と身につけていて少し落ち着かなかったのだが、
先生に、初釜らしいわ、とおっしゃっていただき、ほっとした。

華やかな着物というのは、身につけるだけで背筋がのび、
所作も自然と変わる。
新年早々、身が引き締まる思いがした。

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例の如く、初釜の料理やお菓子は写真におさめられないのだが、
初釜が終わったあと、お花だけ撮らせていただいた。

侘助と蝋梅。
先生は、侘助は蕾がかたすぎ、蝋梅は咲きすぎてしまったわ…
とおっしゃっていましたが、
侘助の花が開いたさまに心を寄せながら
蝋梅の透明感のある色合いに心が休まったひとときでした。

毎年一緒に参加しているムスコは、
次客であるワタシに両手をつき「もう一服いかがですか」
隣のかたには「お先に」
と流暢に口にし、おじきをしてお茶をいただいていた。
その姿を見て、成長したなぁ…としみじみ。

いつまで一緒に初釜に参加してくれるかな。
男性の袴姿はとても素敵だし、所作も身につくから
続けてくれると嬉しいのだけれど。

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