Apr 5, 2017
手漉き和紙作りに挑戦!
かねてより、とても興味があった紙漉きの体験をした。
手漉き和紙は、三俣(みつまた)や楮(こうぞ)などの
植物の外皮の下にあるやわらかい内皮(繊維)から作られる。
これを必要に応じて漂白し、水に溶かす。
そこにネリと呼ばれる液体を入れて、四角い木枠に網をおいたもので漉き、
乾燥させたら和紙のできあがり。
昔は、木枠に巻きすのようなものを敷いて作っていたそうだが、
現在は、巻きすのような部分が金網になったものを使用していることが多いのだとか。
ワタシも早速作ってみた。
漂白をしない、大きな未晒し和紙を。
和紙を均一に仕上げるのが思いのほか難しく、
何度もやりなおして、やっとできた。
紙漉き作りはとても楽しく、1枚作るとまた作りたくなる魅力がある。
ということで、今度は少し小さな未晒し和紙を作ってみた。
それを変形させ、一輪挿しにした。
写真は、少し湿っているので乾かしている状態だが、
乾燥したら、柿渋で所々染めるのもいいかもしれない。
これは、今回教えて頂いた紙漉き作家の作品。
素晴らしいのひと言!
和紙は、変幻自在に形が変わる。
ゆえに無限の可能性がある。
今後は、ますます和紙が欠かせない生活になりそうだ。
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