日本三奇祭のひとつ「島田大祭」

生まれ育った地、静岡県島田市で3年に一度開催される
日本三奇祭のひとつである「島田大祭」を観に行った。

島田大祭は、元禄時代から続くお祭り。
江戸時代、参勤交代の諸大名が大井川を無事に越せるよう
大井神社に祈願したことに由来する。

馬に乗ったお殿様などを含む大名行列のなかに
大奴と呼ばれる役割があるのだが、
煌びやかな丸帯を刀にかけ、独特の歩みで進むことから、
「帯祭り」とも呼ばれるようになった。

ここしばらく、このお祭りを観る機会に恵まれなかったのだが、
今年は親戚が多く参加していることもあり、
久しぶりに観に行ったら、
元禄時代にタイムスリップしたかのような不思議な感覚になり、
懐かしさも蘇ってきた。

最近、着物を着る機会が増えているからなのかな、
以前にも増して、丸帯の美しさにも目を奪われた。

今後もこの元禄絵巻さながらの豪華絢爛なお祭りを続けていくには
諸々大変なことがたくさんあるようだけど、
観る側としては、続けてほしいと切に願ってしまう。

＜島田帯祭り公式ホームページ＞