Oct 6, 2016
青いパパイヤの炒めもの
近頃、国内産の青いパパイヤをよく見かける。
沖縄以外にも、鹿児島、高知、愛知などで収穫されるという。
そして、いまがちょうどその収穫時期のようだ。
青いパパイヤというと、
トラン・アン・ユン監督の「青いパパイヤの香り」という
ベトナムのサイゴン(現在のホーチミン市)を舞台にした
フランスとベトナムの共同制作映画がふと脳裏をよぎる。
セリフが少なく、淡々と進んでいく映画だが、
水や光、植物がきらきらと輝き、
時折、聞こえる虫の音がなんと心地よいこと。
時がゆったりと流れているのも感じられ、
息をのむほどの映像美、
温度や湿度、艶やかさまでも感じられる描写に、引き込まれる。
そして、少女が大きな包丁で青いパパイヤをトントンとたたく場面。
青いパパイヤがサラダに仕上がった場面。
それから、ベトナムの家庭料理が食卓に並ぶ場面も印象的。
この映画を機に、しばらく私のなかでは、青いパパイヤ=サラダ
の方程式が植えつけられたのだが、
近頃は、炒めものにしたり、スープにしたりもする。
今日は、豚肉などといっしょに炒めものにした。
ポイントは、炒めすぎないこと。
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